事務所近くにある梅が咲き始めた。
今は三分咲といった所か。
塔の岩オートキャンプ場の桜の木に目を向ける。
このソメイヨシノのつぼみはまだ堅い。
ケヤキの木も、まだ芽を出していない。
新緑になると緑が鮮やかな光景となる。
付知の風景も次第に春らしくなってきた。
今の付知峡は・・・
次に街並みは・・・
中津川市内の桜の木は、ふっくらしたつぼみとなり、
キレイな花を咲かせる日も近いだろう。
ああ、春だなぁ・・・としみじみ思う。
暖かくなり、山を覆っていた雪がほぼ消えた。
なかなか進まなかった、木材の搬出が捗るようになってきた。
そんな時に、うれしい知らせが届いた。
それは、3月18日に加子母森林組合で開かれた、『春の記念市』 で
付知より搬出したヒノキ材が入賞したというないようだった!!
本当にうれしい出来事だ!!
後日、このようなものが届いた。
入賞したヒノキ材は、早い段階から枝打ちが行われており、
非情に目の細かい良質材だった。
そのため、高値で入札が行われている。
所有者の努力が報われた瞬間だった。
木材価格は非常に安値だが、
日頃の手入れによっては、今回のように高値が付く。
営業を重ねる中で、 「木材価格が安し、手入れは行わない」 とよく言われる。
山林は、所有者にとって大事な財産であるので、無理は言えないが、
ここで、山林を所有しいる皆様に改めて問いたい。
山林を財産価値と考えているのか?
少なくとも年に一度は現状確認を行っているのか?
世代を超えて継承する気持ちはあるのか?
そうした行為を振り返ったうえで、
山林に興味を持ち、今後の動向を見守って欲しい。
自然治癒力ばかりを頼りにしていてはダメなのだ。
荒廃している山林をあちこちで見ている。
そのたびに悲しくやりきれない気持ちになる。
人が手を加え、生き生きとした山林に戻したい。
所有者それぞれの意識改革も必要な時ではないか。
ただ、おなじ気持を共有する人も沢山居ることも感じる今日この頃だ。