御依頼内容としては、 『付知へ住いを戻す事は無いため、売れる木は伐って欲しい』 でした。
全て伐り、裸山にしてしまうと、森林としての価値が無くなるため、
太い木も伐りながら、残す木は残し、今後20年ほど手を掛けなくてもいい状態にしては?
と相談させていただき、伐採を行う事を了承いただきました。
全体的に曲がりが多いものの、年輪も均一で素性も良い。
ただ、枝打ち作業が適齢期に実施されていないのが悔やまれる・・・
幹を見ると、枝があった部分に傷が多く、
木材の価格に大きく関わる。
ラジキャリーを利用した集材もほぼ終わり、
次は、木材市場へ向けての運搬が始まる。
とは言うものの、運搬は木材市場のトラックに全て依頼している。
いつもながら、我が子を送り出すかのような心境だ。
木材価格が低迷する中、傷の多い木材だったが、
平均単価17,000円/㎥ となり、桧の元木で単価が70,000円となる木もあった。
ラジキャリーも役目を終え、羽を休める時が来た。
全ての撤収が終わり、次なる現場へ移動となる。
S様へは後日、完成書類を写真を添えて送付させていただきます。
森林整備に同意いただき、誠に有難う御座いました。
次に取り掛かる現場も、県外にお住いの方であるため、
普段の連絡以外に、ブログでも紹介したい。
宮城県在住 I様 の森林だ。
この度は、森林整備に同意いただき有難うござました。
作業内容は、『利用間伐 と 全体的に切捨て間伐』 となる。
青色が I様 の森林となり、黒線は林道だ。
林道に面していないのと、縦長の山となるため、架線集材となる。
そうなると、彼の出番だ!
現地調査を念入りに行い、架線が通るセンターを決めた。
赤線のように約70メートル架線を張る事となる。
集材機 『ラジキャリー』 を搬入し、
早速、架線設置が始まった。
作業前の風景
作業が進行しましたら紹介させていただきます。
ふと、土手に目を向けると春の息吹が!