街に活気が溢れる喜び


大好きな夏が終わった。

正味暑いと感じたのは何日あっただろう?


中盤以降不安定な天候が続いたが、たくさんの方にご利用いただき、

長い夏休み期間を無事終える事が出来た。

 


今日は久しぶりに朝から良い天気となり、

夏が戻って来たように、気温が上がった。


付知川では、正午より網が解禁とる。

 

そのため、平日にもかかわらず、

たくさんの愛好家が訪れている。

 


網が入ると魚が少なくなるのでは?

と、思われる方も見えるかもしれないが、

 

付知川には、魚の保護のため網の入らない区域 『釣り専用区』 がある!

 

そのため、秋になっても釣りが楽しめる。

マナーを守り是非、楽しんで欲しい。

 



以前、『付知GINZA会』 の活動を紹介した事がある。

街に活気が溢れる事は、本当に嬉しい事だ。


今回は、そんな嬉しい話題を 2つ お伝えしたい。



夏休み前のある日の事、

森林整備の進捗状況確認のため現場へ向かっていると、

目に飛び込んで来たのが、



この看板だった!

引き寄せられるかのように車を停め、

作業をしている方に声を掛けた。



こちらが、

『南米屋(なんべや)ファーム』 の加地希典 農園長だ。


昨年より息子さんが農業に本格参入し、今や二人三脚でこの農園を営んでいる。

トウモロコシをはじめ、ナス・黒ニンニク等を栽培しており、



方針として、農薬を極力使用しない 『減農栽培』 をしている。

ナスの葉にてんとう虫の食害が見られるのがその証拠だ。


私が声を掛けた時にも、葉の裏表を一枚一枚丹念に確認し、

てんとう虫を取り払っていた。



看板に引き寄せられるように立ち寄ってしまったが、

仕事の邪魔をしてまで声を掛けたのには理由がある。


息子さんより 「キャンプ場でトウモロコシを販売出来ないか?」 と話があり、


都会から来ていただいた方に、地元で採れた新鮮野菜をバーベキューに使用して欲しい!

この熱意に感銘したからだ。


ただ、ご利用いただくお客様は、キャンプ場到着前に食材を購入されてしまう方が多い。

宣伝をしていないため、どれだけ販売出来るのか不安があったが、やってみる価値はあった。



今年は、5,000本の苗を植えたとの事で、

見事なトウモロコシ畑が広がっており、実も大きい!!



手塩にかけたトウモロコシを、

愛おしむかのように、茹で方等熱く説明いただいた。

 

キャンプ場での販売に向け、価格・配達方法など話が進み、

「まずは、味見をして欲しい」 と試食用に数本いただいてしまった。

 

自宅に戻り、早速皮を剥くと粒ぞろいで見事な出来栄えだ!

 


美味しい!!甘みが多く、味が濃い。

この味なら、キャンプ場のお客様も大満足だろう。



だが販売は思うように実行出来なかった。


理由は、

素敵な看板を掲げてから、問い合わせが多く注文が増えたとの事。

とても素晴らしい事で、嬉しい悲鳴だ。

また、天候不順に伴い虫が予定より早く入り、実に傷が付いてしまい、商品にならないとの事。



来年に向け、長い期間出荷出来るように植え方を工夫されるとの事だ。

当方も、キャンプ場での販売について、早めに宣伝を行おう。

本当に美味しいトウモロコシだった。


加地農園長と色々相談を行い、来年こそは実行に移したい。






もう一つの嬉しい話題は、



先月、8月7日(木)に待ちに待った、

『手作りパンやの ジャンボくん』 が新装オープンとなった!!



店舗の場所は、国道257号線沿いでアクセス良好。

付知峡の入口である、『付知峡口』 信号交差点の200m程、中津川インター寄だ。


以前は、付知GINZA街道と言われた商店街にお店を構えていたが、

修行のためお店を手放し他所へ行っていた。


数年ぶりに、地元に戻ってくると嬉しい話を聞き、

オープンはまだかと、心待ちにしていた方は多かっただろう。



オープン初日には、行列が出来るほど大盛況だったそうだ。


2日目にパンを購入しようと出掛ける事にした。

だが、午前中は大盛況のため行列が出来ていたので断念し、夕方再チャレンジしたが・・・



既に完売となっていた!!

次に焼き上がるのが2時間後と伝えられた。

焦らされると、ますます欲しくなる。(笑)


味は保証できる。本当に美味しいパンばかりだ。

お惣菜パンもあれば、素の味を楽しめるパンもある。


ジャンボくんがオープンし、この地域は大いに賑わった。

とても素晴らしい事で、

街に活気が溢れるのは嬉しい。



また一つ素敵な場所が増えた。


付知峡へお越しの際には、是非立ち寄って欲しい。