先日、林材業ゼロ災推進岐阜県協議会と
林業・木材製造業労働災害防止協会岐阜県支部 主催の
『岐阜県林材業労働災害防止大会』 が開催された。
災害はあってはならない!!
しかし、現場は何かが起こる所。また、何かを起す所。
簡単に言えば、
利益を上げるためには、現場を動かさないといけない。
現場が動くと災害が起こる可能性が高くなる。
静岡県林業技術者会会長 片平成行 氏の講和は共感が持てた。
なぜ、林業における労働災害が減少しないのか?
木を伐り倒す作業の基本
受け口 追い口 つるを適切に作る
基礎知識と基本作業を継承出来ていないからだ。
林業においても機械化が進み、木材の価値も変わって来た。
従来では、木の価値を高めるため丁寧に伐採・造材されたものだが、
今では、質より量を求められる時代になった。
作業の効率を考えるあまり、基本的な事が疎かになりつつある。
原点回避。
身が引き締まる大会だった。