造材

旧暦の10月7日 今日は 『山の講(こ)』

 

山の神が春、里へ下り田んぼの神となり、秋の収穫が終わると再び山へ帰る。

この日は、山仕事をすると山の神の怒りに触れ怪我をする等言い伝えがあり、

神前にお供えをし、山仕事とは休みです!

 

森林技術者はしっかり骨休めをし、明日から改めて頑張って欲しい。

 

 

造材とは?

 

林業関係の話などでよく耳にする用語だと思うが、

簡単に説明すると、伐採された木材から

 

①枝払い (伐採された木の枝をチェーンソーや鋸・鉈で落とす事)

②測尺 (木の曲がり・腐れ・節・傷などを確認し、もっとも有利な材が取れるように長さを測る事)

③玉切り (測尺の確認した所を、樹心に対して直角に切断する事)

 

この三工程を指す。

 

 

 

まずは、こちらをご覧いただきたい。

 

 

造材機械としては、プロセッサが主流だろう。

 

今回、ハーベスタを選んだ理由は、

「①測尺の誤差を少なくする」 「②堅くて太いヒノキの枝を確実に枝払いをする」 

「③狭い林道上で他の立木を傷つける事なく作業をする」

 

また、ストローク式とローラ式があるが、森林技術者と相談しストローク式を選択。

 

 

淡々と作業を進める!

 

後方では、スイングヤーダが木材の仕分けをしている。

作業は佳境に突入だ!!