特殊な伐採

 

春らしい暖かな日が続くが、季節の変わり目かな。

 

 

標高の高い山々は白くなった。

 

 

 

さて、今回の作業現場は、

電線に四方囲まれた場所での伐採作業だ!

 

 

樹高は約35m。

手配したクレーンでギリギリ届く長さだ。

 

 

高所作業車とクレーンを使い、上より順番に切って落とし、

 

 

枝・葉については産業廃棄物処理とし、

幹については販売可能な部分であれば、別で運搬する作業だ。

 

 

高所作業車の技術者と、クレーンを操作する技術者の

息が合わないと災害が起きる作業だが、さすがに上手だ!

 

関していると、上空より「見て欲しい」連絡があり、何かと思うと、

 

 

ムササビの巣だ!中には、

 

 

親はチェーンソーの音で先に逃げたようだ。

申し訳ない。可哀そうだが、伐採を続ける。

 

親が戻るか分からないが、雨の当たらなさそうな林の中に巣をそっと置いた。

 

 

作業は淡々と進み、

 

 

無事に終えることが出来た。

 

人にとって支障になる木でも、野生動物たちにとっては住みかとなっている場合もある。

人が手入れを十分行い、鳥や野生動物が快適に過ごせる森づくりが大事だ!